日本マイクロソフトが毎年開催しているde:codeが今年も日本で開催されます。ただし、一つの会場に集まっての開催ではなく、オンライン形式での開催です。
米国マイクロソフトの2020年度のイベント開催方針
以前の投稿で報告したように、2020年03月13日夕方(日本時間14日午前9時過ぎ)に、マイクロソフトから、Build 2020はオンライン形式での開催に変更すると私のメールアドレス宛に案内がありました。このときは、Build 2020だけに対する変更の案内でした。
その後、4月上旬に米国マイクロソフトが主催するすべてのイベントに関係する案内がありました。
4月6日に米国マイクロソフトの方針として、MVP Summitの参加者向けに以下の案内があったようです。
“In light of the challenges presented by Covid-19, Microsoft has been closely monitoring the developing global situation and re-assessing the overall company-wide in-person event strategy. As a company, Microsoft has made the decision to transition all external and internal events to a digital-first experience through July 2021. This will include future MVP & RD Summit which is currently scheduled for March 28-April 2, 2021. We will continue to evaluate the situation and look forward to connecting in person when the situation allows.”
ZDNET: Microsoft to take most of its external and internal events for the next year digital-only
要約すると「米国マイクロソフトが開催する外部向けおよび内部向けのすべてのイベントは、2021年6月までオンライン形式とする」という内容です。
6月という中途半端に思える期間で区切っているように思えます。しかし、米国マイクロソフトの会計年度は、7月から始まり翌年6月に終わります。すなわち、米国マイクロソフトにとっては、2021年6月は、2020年度の区切りなのです。
ただ、来年6月までということは、例年5月に開催しているBuildは、来年のBuild 2021もオンライン開催になってしまうということです。これは、かなり残念なことです。
今年のde:codeは集合形式の開催からオンライン形式での開催へ
米国マイクロソフトと同様に日本マイクロソフトもオンライン形式でのイベント開催になっていくようです。一大イベントであるde:codeも今年はオンライン形式での開催になりました。
de:code 2020の公式ページは、以下です。
https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2020/default.aspx
de:code 2020は、当初は会場に集まっての開催を想定していました。そのため日程は、
2020年05月27日 - 28日 (2日間)
でした。
3月下旬には、日本マイクロソフトも、世界、および日本国内の感染状況から判断し、de:code 2020を集合形式の開催から、オンライン形式の開催へ変更すると発表がありました。新しい日程は以下の通りです。
2020年06月17日(水) – 06月30日 (火) (14日間)
当初の予定より一か月弱ぐらい遅くなり、6月開催となりました。また、開催期間は2日間から14日間と長くなりました。
de:code 2020の案内ページには以下の記載があります。
de:code (デコード) は、開発者をはじめとする、IT に携わる全てのエンジニアの皆様を対象にした、年に一度のテクニカル カンファレンスです。
お客様、パートナー様のビジネスの成功、テクニカルスキルの向上に貢献することを目的に、クラウド活用、AI 活用に重点を置きながら、Microsoft Azure、Microsoft 365、Dynamics 365、Power Platform、Surface をはじめとするマイクロソフトのプラットフォーム全般について、最先端の技術トレンド、未来に向けて注目すべきイノベーション、今すぐ活用すべきソリューションを学べるセッションおよびプログラムをデジタルならではのエクスペリエンスでご提供します。
マイクロソフト de:code 2020サイト https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2020/default.aspx
de:codeの開催が始まってから初めてのオンライン形式での開催です。どのような感じになるのでしょう。楽しみです。
開催情報
今年のde:code 2020は、以下の日程で開催されます。
開催日時 2020年6月17日(水) から 2020年6月30日(火) [時間の詳細は未定] 会場 オンライン形式での開催 対象者 開発者をはじめとする、ITに携わるすべてのエンジニアの方 視聴方法 後日、参加登録いただいたメールアドレスにご案内
会場は例年ザ・プリンス パークタワー東京ですが、今年は、WEBブラウザーなのでしょうか？それともTeamsアプリなのでしょうか。現時点ではわかりません。参加登録をするとメールで視聴方法の案内があるようです。
ロゴイメージ
de:codeのロゴイメージの3年分を比較してみます。
一昨年のde:code 2018のロゴイメージは、下記のような黒色とピンク色をベースとしたイメージでした。
去年のde:code 2019のロゴイメージは、下記のような、青色と灰色の丸(サークル)をベースとしたイメージでした。
今年のde:code 2020のロゴイメージは、下記のような、青色から灰色の四角の枠(フレーム)をベースとしたイメージです。枠のイメージは2次元ではなく3次元です。
四角の枠が3次元での奥行き感が追加されましたね。
参加するには
参加するには参加登録が必要です。参加登録すると視聴方法がメールで案内されるので登録が必須です。ただし、現時点(2020年5月23日)では登録はまだできません。詳細は参加登録が始まらないとわかりません。
参加登録開始の案内
参加登録方法は、参加登録受付の開始しだい、de:code 2020のサイト、日本マイクロソフトの公式SNSアカウントで案内があるようです。
de:code 2020サイト https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2020/default.aspx Microsoft公式SNSアカウント Twitter: @msdevjp (Microsoft Tech) https://twitter.com/msdevjp/ Facebook: @microsoftjp (Microsoft(JP)) https://www.facebook.com/microsoftjp/ Linkedin: @microsoft (Microsoft) https://www.linkedin.com/company/microsoft/
ちなみに、集合形式での開催であった去年のde:code 2020は以下のように有料でした。
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de:code 2019のチケット代金 (2 日間)
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セッション
de:code 2020で開催されるセッション内容の案内も始まっています。下記のURLから確認できます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2020session/search.aspx
2020年5月24日時点では、79セッションが登録されています。開催日までにもう少し増えるのではないでしょうか。
de:code 2020 夏祭り
下記のアナウンスがありました。
コミュニティの皆様と de:code 2020 を一緒に盛り上げていただくコミュニティ イベントを実施いたします。
de:code 2020に関連して、「de:code 夏まつり ～よりコミュニティを楽しくするためのコミュニティのすすめ」が開催されることが決まったようです。
夏祭りは、de:code 2020の開催前、開催中、終了後と3回開催されます。
開催予定日: １）2020年6月13日(土) 13:00 - 15:00 登録はこちら> ２）2020年6月24日(水) 19:00 - 21:00 登録はこちら（Coming Soon) ３）2020年7月 8日(水) 19:00 - 21:00 登録はこちら（Coming Soon)
1回目の登録は始まっています。「エンジニアをつなぐ IT勉強会支援プラットフォーム」であるconnpasでの登録です。第一回の登録はこちらとなります。
今回の投稿はde:code 2020の紹介でした。私は去年の集合形式のde:code 2019に参加しました。今年のオンライン形式でのde:code 2020にも参加しようと思います。
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