W-8 BENの更新 2023 (Tax profile, Smaato)

2020年末、Smaatoから「W-8 BENの期限が2020年末で切れるよー」と、連絡が来て、W-8 BENを更新したと報告しました。

W-8 BENは、申請すると3年間有効で、2020年末に申請すると2023年末まで有効です。2023年の10月に入り、「W-8 BENの期限が2023年末で切れるよー」とメールがきました。

以下のメールは、21日前のメールですが、実際には、63日前、42日前と合わせ3回の通知メールが来ていました。

Notice: Your W-8BEN form will expire in 21 days

Dear nishy software,
 
We would like to notify you that your W-8BEN form will expire in 21 days on Dec 31, 2023.
 
Please login to the SPX payments details page and re-submit your W-8BEN form to ensure that we can continue and process future payments for you.
 
If you have any questions, please contact our support team at support@smaato.com.
 
Best regards,
The Smaato Team


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  Website: https://www.smaato.com
  SPX: https://spx.smaato.com
  Documentation: https://wiki.smaato.com 

にもかかわらず、更新を忘れていて、2023年12月31日に「提出された納税申告書の検証に失敗したよー」と以下のメールが届きました。

Smaato Tax form validation

Dear nishy software,
 
We failed to validate the W-8BEN you filled on your submitted tax form.

Please login to the SPX payments details page and edit your tax form to correct this error so we’ll be able to remit payment to you.
 
If you have any questions, please contact our support team at support@smaato.com.
 
Best regards,
The Smaato Team

失敗したのは当たり前です。納税申告書の更新申請していたっかったのですから。

というわけで、一度切れてしまいましたが、2024年になってすぐに再申請をしました。

smaatoでW-8BENの再申請

2023年12月31日で切れてしまったので、再申請することにします。

再申請は、簡単です。まずは、再申請の入り口です。

smaatoの支払い情報設定の入り口

上記の絵のように、右上の設定メニューから「Payment Information」を選択します。

住所の入力 (Address)

まずは、住所の入力です。1度でも入力したことがあれば、その時の値が入力済みです。

変更する必要があれば、[Edit]ボタンをクリックして値を修正します。

修正を完了した、もしくは、変更がなければ、[Next]ボタンをクリックして次に進みます。

支払情報 – 住所設定

支払方法の選択 (Payment Method)

次は収益の支払方法を選択します。銀行送金・PayPal・支払いの保留が選択できます。銀行送金やPayPalを選択した場合は、支払先の詳細情報を入力します。支払い保留のときは、支払先の詳細情報は必要ありません。

入力を完了したら、[Next]ボタンをクリックして次に進みます。

支払情報 – 支払い方法設定

納税申告書の入力 (Tax Forms)

前回の期限が切れる前の納税申告書の入力では、下記のような簡易な画面でした。

支払情報 – 納税申告

しかし、今回は期限が切れてからの再申請だからなのか、この簡易画面は表示されず、すべての項目の入力が必要でした。

そこで順番に申請書を入力していきます。

米国内活動をしていないことの証明書 (Certificate of No U.S. Activities)

W-8 BENの申請をするためには、米国内で営業活動をしていないことを宣言する必要があります。日本でしか営業活動をしていないのであれば、問題ありません。

チェックボックスをチェックして、名前を入力して、[Continue to Tax Form]ボタンをクリックします。

米国内活動をしていないことの証明書

受益者の確認 (Identification of Beneficial Owner (Part I))

受益者(売り上げを受け取る人)の情報を入力します。

入力が終わったら[Continue]ボタンをクリックします。

受益者の確認

受益者の確認(続き) (Identification of Beneficial Owner (Continued))

受益者(売り上げを受け取る人)のIDを入力します。日本の住居者の場合は、「Foreign Tax Identifying Number」の項目に日本のマイナンバーを入力します。

入力が終わったら[Continue]ボタンをクリックします。

受益者の確認(続き)

条約特典の請求 (Claim of Treaty Benefits (Part II))

日本の居住者の場合は、Japanを選択します。

選択したら[Continue]ボタンをクリックします。

条約特典の請求

内容の確認 (Review)

今まで入力した内容に間違いがないか確認をします。間違いがあれば、戻って、修正します。間違いがないことを確認したら[Continue]ボタンをクリックします。

内容の確認

証明書(Certification (Part III))

最後に、W-8 BENの納税申告の申請者として各項目に間違いがないかを確認し、間違いがなければ、チェックボックスをチェックします。

今回の申請書の署名者が本人であれば、「I am signing for myself.」を選択して、名前を入力します。

最後に[Submit Form]ボタンをクリックして、納税申告書を提出します。

証明書

完了 (Done)

Tax Formsの提出したら、完了です。W8-BENの期限が更新されるのを待ちましょう。

支払情報 – 完了

2日間くらい後にもう一度 Payment Informationを確認すると、今まで上部に黄色枠で表示されていた期限に関する注意書きがなくなり、W8-BENの期間が延長されていることがわかると思います。


今回は、W8-BENの期間が切れた後の、再申請に関する投稿でした。今回は、期限切れの後の再申請なので、手間取るかと思いましたが、それほどでもなかったです。

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