前回の中華製バックカメラの投稿で、ガイドライン表示機能を無効化したバックカメラを設置したと報告しました。実は、できていないことがありました。
基板の結露対策
バックカメラは、自動車の室外に設置され、高温多湿にさらされます。結露がいつ発生してもおかしくありません。基板や配線がむき出しだと、結露した水滴が基板に悪さをしかねません。
バックカメラは、前回の投稿で紹介したように、基板全体が透明の防湿コーティング剤でコーティングされており、結露対策がされていました。わかりにくいですが、以下の写真で確認できると思います。
ガイドライン表示機能無効化の為にコーティングを無効化した
中華製バックカメラのガイドライン表示機能を無効化するために、ジャンパー線としてのチップ抵抗を取り除きました。そのとき、基板全体が防湿コーティングされているため、透明の防湿コーティングにも切り込みを入れる必要がありました。
防湿コーティングの一部が裂けているとそこから、水滴が入ることになります。そのため、防湿対策がされていない状態となります。
投稿では、防湿対策が必要と書いていましたが、実は私も今日までは対策ができていませんでした。
防湿コーティング剤
投稿に防湿対策が必要と記載していながら、なぜ、自身で対策していなかったのか?
対策の準備はしていました。以下の写真の防湿コーティング剤を発注していました。
発注した防湿コーティング剤は、太陽電機産業株式会社 gootのBS-C20Bです。ヨドバシカメラが安かったので、ヨドバシカメラで注文しました。
しかし、この防湿コーティングがすぐに入手できませんでした。注文はしていたのですが、在庫切れということで、3か月間近く待たされました。
こんなにかかるのなら、アマゾンで注文すればよかったです。Amazonなら以下のURLで購入できます。
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防湿コーティングもし、バックカメラの設置が完了
注文していた防湿コーティング剤が、少し前にようやく届きました。そのため、もう一度バックカメラを自動車から取り外し、ケースを分解して、基板をむき出しにしました。そして、防湿コーティングの裂いた箇所を、入手した防湿コーティング剤でコーティングしました。
塗った防湿コーティング剤が、乾燥したところで、もう一度、カメラケースの組み立て、自動車への設置をしました。
これで、バックカメラのガイドライン無効化と自動車への設置がすべて完了しました。
防湿コーティング剤が到着後に、この作業する予定であったため、防湿コーティングが届くまでの間、内装などは外したままでした。
しかし、作業がすべて完了し、もう、バックカメラを取り外すこともないため、今回は内装などもしっかり固定しました。
今回は、前回の投稿でバックカメラの設置が終わっていたように見せかけ、実際には完了していなかったことの報告でした。今度は本当に完了しました。