インストーラー起動時に「WindowsによってPCが保護されました」画面が表示されることがあります。
Windowsでは、PCをマルウェアなどから保護するため、Windows DefenderのSmartScreenという機能が働きます。これは、インターネットからダウンロードした実行ファイルやインストーラーを実行しようとしたとき、Windowsユーザーによってあまり実行されたことがないファイルは、挙動が不明なファイルとして扱い、実行を阻止する機能です。
これは、実行ファイルやインストーラーの作成者が不明なほどより強力に実行を阻止します。デジタル証明書を使ってデジタル署名がされているファイルの場合、作成者は確認できるのですが、使用している証明書によっては警告が表示されることがあります。
EVデジタル証明書を使用してデジタル署名がされている場合にはSmartScreenの画面は表示されません。しかし、通常のデジタル証明書を使用してデジタル署名がされている場合にSmartScreenの画面が表示される可能性があります。
このサイトでリリースしているインストーラーには作成者を明確にするためにデジタル署名をしています。しかし、EVデジタル証明書は価格が高いため、通常のデジタル証明書を使用しています。そのためSmartScreenの画面が表示されることがあります。
SmartScreenの画面が表示されたときの対処方法
上記のようなSmartScreenの画面が表示された場合は、以下の手順で、インストーラーを実行することができます。
手順を説明するために用意した画像はWindows 10 1803のものなので、他のバージョンのWindowsの場合は異なることがあります。その場合でも、同様の操作をしていただければ、インストールすることができます。
- 詳細情報リンクをクリックする
- 発行元が「nishy software」であることを確認する
発行元が「nishy software」でない場合は、ファイルが壊れている可能性があります。ファイルのダウンロードをやり直してください。 - 「実行」ボタンをクリックする